ユーロドルはクリスマス休暇前の流れを維持=NY為替
きょうもユーロドルはクリスマス休暇前の流れを維持している。上値には慎重だが、21日線の上でしっかりとした推移が続いている状況で、9月末からのリバウンド相場を続けている。
先日のECB理事会では、ECBのタカ派姿勢が確認され、2月、3月の理事会でもそれぞれ0.50%ポイントの利上げが期待されている。ただ、リセッション(景気後退)入りが確実視される中で、ユーロ圏ではスタグフレーションへの懸念も高まっている。
きょうはデギンドスECB副総裁の発言が伝わっていたが、「ユーロ圏は非常に困難な経済状況に直面しており、個人と企業が試されることになるだろう」と述べていた。欧州全域で見られる高インフレは経済の減速と低成長と重なっていると指摘していた。
EUR/USD 1.0650 EUR/JPY 141.98 EUR/GBP 0.8859
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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