アジア株 上海株は7日続落、感染拡大懸念 コロナ死者1日あたり5千人超との推計も
アジア株 上海株は7日続落、感染拡大懸念 コロナ死者1日あたり5千人超との推計も
東京時間11:00現在
香港ハンセン指数 19636.14(-43.08 -0.22%)
中国上海総合指数 3040.04(-14.39 -0.47%)
台湾加権指数 14239.66(-203.28 -1.41%)
韓国総合株価指数 2320.32(-36.41 -1.54%)
豪ASX200指数 7093.50(-59.00 -0.82%)
アジア株は総じて下落、きのうの米株反落を受け売り優勢で始まった。
香港株は反落。週末を前に利益確定の売りに押されている。ただ、景気支援策期待の買いが続いており下値は限定的。きのう買われたJDドットコムや美団、アリババなどハイテク関連が軒並み下落している。サンズチャイナやギャラクシーエンターテイメントなどカジノ関連も売られている。
上海株は7営業日続落、約1カ月ぶり安値をつけている。感染拡大懸念が一段と高まっており、金融やハイテク、消費者サービス、不動産、資本財など幅広い銘柄が下落している。首都北京市では火葬場に行列が出来ており、上海市では医療体制がひっ迫しているとの報道が伝わっている。人口3100万人の重慶市や、ほかの地域でもコロナ軽症者の出勤が可能になるなど、感染拡大への不安が高まっている。
英医療調査会社は、中国で1日あたりの感染者は100万人を超え、感染による死者は5000人を超えているとの推計を発表した。
執筆者 : MINKABU PRESS
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