モデルナが大幅高 がんワクチンの臨床試験で好結果=米国株個別
モデルナ<MRNA>が大幅高。同社のメッセンジャーRNAがんワクチン「mRNA-4157/V940」のメルク<MRK>の抗がん剤「キートルーダ」との併用臨床試験(フェーズ2b)で好結果を出した。
ステージ3及び4のメラノーマ患者の完全切除後の術後補助療法において、キートルーダ単独療法と比較して、主要評価項目の無再発生存期間において、統計的に有意かつ臨床的に意味のある改善を実証したと発表。併用によるアジュバント治療はキートルーダ単独治療に対して、再発または死亡のリスクを44%減少させたという。
来年にもフェーズ3の試験を開始する予定だとしている。
(NY時間09:45)
モデルナ<MRNA> 193.20(+28.07 +17.00%)
メルク<MRK> 109.36(+0.39 +0.36%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。