ドル円は一時138円に迫る=東京為替概況
ドル円は一時138円に迫る=東京為替概況
昨日、米10年債入札で最終落札利回りが高く出たことで米債利回りが上昇。ドル買いが強まる展開となってドル円は137円台後半を付けた。NY市場で137円80銭台を付けた後、少し調整が入り、東京朝方は137円台半ば割れまで値を落とした。もっともすぐにドル買いの流れに復した。先週金曜日の米生産者物価指数(PPI)が強く出たこともあり、今晩の米消費者物価指数(CPI)も強めに出るとの期待が見られ、ドルを支えている。
ドル円は朝方に137円90銭近くまでと、海外市場の高値超え。その後137円50銭台まで調整が入ったが、午後に入って再び上昇し137円97銭までと、138円に迫る動きを見せた。138円手前の売りが重くなっており、その後利益確定の売りに137円50銭台となっている。
ユーロドルは海外市場のドル高で1.0510前後までユーロ安となったが、その後買い戻しが入っている。昼前に1.0550超え。午後のドル高局面で調整が入り1.0530台を付けたが、その後再び1.0550前後を付けている。ユーロ円もしっかりで、朝方に145円30銭台まで。その後は少し調整も、145円10銭前後と堅調地合いを維持。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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