【本日の見通し】米生産者物価指数を警戒
【本日の見通し】米生産者物価指数を警戒
昨日の海外市場はドル売りが優勢となった。もっともドル売りの材料が出たというよりも、東京市場でのドル買いに対する調整が入ったと見られた。来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)をにらむ展開が続いている。
FOMC1日目の朝に発表される米消費者物価指数が注目材料となっているが、その先行指標として今晩の生産者物価指数(PPI)にも注目が集まる。前回は予想を超える鈍化となった。ただ、先月はCPIよりもPPIの発表が遅かったため、相場への影響は限定的であった。今月はPPIの方が早いため相場への影響があると期待される。
ドル円は136円台から137円台にかけてのレンジ取引を中心に米PPI待ち。前回並みの弱さを見せると135円台トライもありそう。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。