アジア株 香港株は暴落、中国各地でゼロコロナに対する抗議活動広がる 中国新規感染5日連続で最多更新
アジア株 香港株は暴落、中国各地でゼロコロナに対する抗議活動広がる 中国新規感染5日連続で最多更新
東京時間10:55現在
香港ハンセン指数 16871.81(-701.77 -4.00%)
中国上海総合指数 3055.84(-45.85 -1.48%)
台湾加権指数 14607.20(-171.31 -1.16%)
韓国総合株価指数 2409.44(-28.42 -1.17%)
豪ASX200指数 7226.20(-33.28 -0.46%)
アジア株は全面安、ゼロコロナに対する抗議活動を巡る混乱拡大が懸念されている。
中国で政府によるゼロコロナ政策に対する国民の反発が広がっており、首都北京市や上海市、コロナ震源地の湖北省武漢で抗議活動が広まっている。北京市では先週末、数千人規模の抗議活動が行われた。このような抗議活動がSNSで拡散されており、各地に飛び火する可能性がある。
中国の27日の新規感染者は3万8800人台となり、5日連続で過去最多を更新した。抗議活動でさらに感染が拡大する恐れがある。人民日報はきょうも最新のコロナ規制の必要性を強調する記事を掲載した。
また、米中関係悪化も懸念されている。米連邦通信委員会は、安全性を脅かすリスクがあるとして、ファーウェイやZTE、ハイクビジョンなどの中国ハイテク製品の米国内での販売を禁止すると発表した。
香港株は4%安と暴落、全銘柄が下落。不動産開発会社の碧桂園控股は8.4%安、Eコマース会社のJDドットコムは7.3%安。招商銀行は6.9%安、中国平安保険は6.8%安、製薬会社の薬明生物技術は6.4%安。
執筆者 : MINKABU PRESS
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