ドルは過大評価されているが、さらに上昇する可能性がないとは言えない=NY為替
NY時間の終盤に入ってドル円は141円台前半での推移となっている。きょうのNY為替市場は前日のリスク回避のドル高が一服し、ドル円は141円台前半に一時下落している。感謝祭ウィークで全体的に様子見気分が強い中、先週からのドル買い戻しを推し進めることに懐疑的な見方もある模様。
ただ市場からは、ドルは過大評価されているが、さらに上昇する可能性がないとは言えないとの指摘も出ている。今年を通して非常に大きな上昇を遂げたドルは現在過大評価されている。しかし、最終的に大きく下落する前に、さらに上昇の可能性もあり、投資家がドルを保有することを止めるものは何もないという。
最終的にはドル高はオーバーシュートし、下げざるを得なくなるが、ドルは一部の人が期待したり、望んだりするよりは長く高値に留まる可能性があるという。
USD/JPY 141.21 EUR/USD 1.0302 GBP/USD 1.1890
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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