ダウ平均は横ばい 買い先行も直ぐに戻り売りに押される=米国株序盤
NY株式18日(NY時間12:24)
ダウ平均 33554.73(+8.41 +0.03%)
ナスダック 11064.01(-80.95 -0.72%)
CME日経平均先物 27935(大証終比:+55 +0.20%)
きょうのNY株式市場でダウ平均は横ばい。取引開始直後は買い先行で始まったものの、直ぐに戻り売りに押され、ダウ平均は前日付近まで押し戻されている。
タカ派の急先鋒として知られるブラード・セントルイス連銀総裁のタカ派な発言をきっかけに株式市場が急速にこのところの上げを戻している。
ただ一部からは、「FRBのタカ派なコメントは必ずしも金利が以前考えられていたよりも高水準でピークを迎えることを意味しない。FRBは自分たちの仕事が水の泡にならないように、タカ派的な言葉を使っているものと思われる。だからといって、1-2週間前に市場が考えていたよりも高い金利がピークになるとは限らない。投資家の気持ちを少し抑えようとしているだけだ」との声も聞かれる。
一方、慎重な見方も少なくない。「直近の株式の戻りは失速のリスクをはらんでいる。FRBの政策転換は来年6月か7月を見込んでいるが、それ以前の政策転換を期待するのは大きな誤り。あくまで現在は、弱気相場の中の反発局面で、その大半は既に終わっている」という。
「インフレが後退しても企業利益への圧力は続き、2023年前半は債券の保有を推奨し、株式は来年後半に魅力が増す」としている。
アップル<AAPL> 150.58(-0.14 -0.09%)
マイクロソフト<MSFT> 239.37(-2.31 -0.96%)
アマゾン<AMZN> 92.67(-2.18 -2.30%)
アルファベットC<GOOG> 96.98(-1.52 -1.54%)
テスラ<TSLA> 177.04(-6.13 -3.35%)
メタ・プラットフォームズ<META> 111.38(-0.08 -0.07%)
AMD<AMD> 72.37(-1.53 -2.07%)
エヌビディア<NVDA> 151.70(-5.07 -3.23%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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