AMCは逆行高 シネワールドの影響はないとの指摘も=米国株個別
きょうの市場はリスク回避の雰囲気が強まる中、株式市場は戻り売りが強まっている。その中でミーム株も売りが強まっているが、AMCエンターテインメント<AMC>は逆行高となっている。
英シネワールドが先週、米国で破産法第11条の適用申請を検討と伝わった。そのニュースを受け同業のAMCも連れ安となっていたが、アナリストからは、AMCの株価に大きな影響はないだろうとの指摘が出ていた。
シネワールドが指摘した比較的弱い映画上映枠は、すべての映画館が直面している。しかし、シネワールドのバランスシートへの懸念はあくまで会社固有の問題だという。AMCやシネマーク<CNK>、マーカス<MCS>のバランスシートは十分強固で心配する必要はなとしている。
今後のより強力な上映スケジュールと、過去6-12カ月のポジティブな観客動員数と観客1人当たりの支出の状況を考慮すると、魅力的だという。
(NY時間12:23)
AMC<AMC> 11.38(+0.21 +1.88%)
ベッド・バス<BBBY> 9.78(-1.25 -11.31%)
ゲームストップ<GME> 35.00(-1.49 -4.08%)
エクスプレス<EXPR> 2.16(-0.07 -3.14%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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