マイクロソフトが決算受け時間外で株価下落=米国株個別
マイクロソフト<MSFT>が引け後に4-6月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を下回った。ドル高とクラウドサービスやソフトウェアに対する企業需要の低迷が圧迫した。アジュールの伸びが40%に鈍化し、予想も下回っている。同社は生産性ソフトウェアを製造する「オフィス」などの部門で採用を減速していた。
アナリストからは「世界的な景気後退の可能性を見越して顧客が購入を遅らせたため、今回はさらに減速した。これらの逆風は、最近の四半期の結果以上に同社の予測に影響を与える可能性があり、マイクロソフトが先月予測を下方修正してから、為替レートはさらに不利になっている」との声も出ている。
株価は時間外で下落。
(4-6月・第4四半期)
・1株利益:2.23ドル(予想:2.29ドル)
・売上高:518.7億ドル(予想:524.5億ドル)
プロダクティビティー&ビジネスプロセス:166.0億ドル(予想:166.8億ドル)
インテリジェント・クラウド:209.1億ドル(予想:210.7億ドル)
モア・パーソナル:143.6億ドル(予想:146.7億ドル)
コマーシャル・クラウド:250億ドル(予想:250億ドル)
・営業利益:205.3億ドル(予想:210.6億ドル)
・設備投資:68.7億ドル(予想:63.7億ドル)
(NY時間16:45)時間外
マイクロソフト<MSFT> 251.76(-7.07 -2.73%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。