このあと4月の米中古住宅販売件数=NY為替
きょうも市場はリスク回避の雰囲気が強まっており、ドル円は戻り売りが強まっている。127円前半まで一時下落しており、先週安値の127.50円付近を下回る動きが見られている。本日は円高というよりもドル売りの動きがドル円を圧迫している。
このあと日本時間23時に4月の米中古住宅販売件数が発表される。予想では年率換算で567万件と3カ月連続での減少が見込まれている。インフレとFRBの積極利上げの中で住宅ローン金利が急上昇しており、前回3月分は2020年6月以来の低水準となっていた。
その後も30年物住宅ローン金利は5%超に上昇し、住宅の値ごろ感も低下していることから、今回も米住宅市場のピークアウトを示す内容になるものと予想されている。
関連指標の契約時点のデータである米中古仮契約件数も5カ月連続で低下していた。
米中古住宅販売件数(4月)19日23:00
予想 567万件 前回 577万件
USD/JPY 127.44 EUR/USD 1.0550 GBP/USD 1.2475
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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