アジア株は下げ渋る、リスク回避姿勢やや緩和 上海株は変わらず、政策期待の買いが支え
アジア株は下げ渋る、リスク回避姿勢やや緩和 上海株は変わらず、政策期待の買いが支え
東京時間14:00現在
香港ハンセン指数 20196.57(-447.71 -2.17%)
中国上海総合指数 3083.39(-2.58 -0.08%)
台湾加権指数 15970.16(-326.70 -2.00%)
韓国総合株価指数 2596.45(-29.53 -1.12%)
豪ASX200指数 7074.20(-108.46 -1.51%)
インドSENSEX30種 53222.54(-985.99 -1.82%)
アジア株は総じて下落、世界的なインフレ加速を受けスタグフレーション入りが警戒されている。前日に1100ドル超下落したダウは時間外でも下げていたが、東京時間午後に入りプラス圏を回復していることで、リスク回避姿勢がやや緩和し、アジア株も下げ幅を縮小している。
香港株は2.17%安、一時3%超下げる場面もあった。不動産や銀行、通信サービス関連の一角が買い戻されている。アリババやレノボ、シャオミなどハイテク関連は下落。テンセントホールディングスは6.6%安、四半期決算で売上高が上場して以降で最も低い伸びとなったことが嫌気されている。
上海株は前営業日比変わらずの水準にまで下げを縮めている。政策期待の買いが支えとなっている。中国首相は18日、中国が直面している経済的課題に対処する十分な政策の余地はあると述べた。前日には中国副首相がテクノロジー企業への支援を表明した。

執筆者 : MINKABU PRESS
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