オクタが決算受け大幅高 見方は様々=米国株個別
サイバーセキュリティのオクタ<OKTA>が大幅高。前日引け後に8-10月期決算(第3四半期)を発表し、1株損益は赤字だったものの予想ほどではなく、売上高は予想を上回った。ソフトウェア開発会社にとって重要な数字であるビリング(未収請求を考慮した売上高)も予想を上回った。前日の決算発表直後は株価は時間外で下落していたが、その後は買い戻されている。
一部からはガイダンスが保守的なうえ、成長も第2四半期ほどは力強くなかったとの意見も出ていたが、第3四半期の結果は、同社が成長を実現するうえで適した位置にあることを示しているとの見方も出ている。
(8-10月・第3四半期)
・1株損益(調整後):-0.07ドル(予想:-0.24ドル)
・売上高:3.51億ドル(予想:3.27億ドル)
サブスク:3.37億ドル(予想:3.14億ドル)
・粗利益率(調整後):77%(予想:76.8%)
・ビリング:3.89億ドル(予想:3.79億ドル)
・残存履行義務(RPO):23.5億ドル(予想:24.5億ドル)
(11-1月・第4四半期見通し)
・1株損益(調整後):-0.24~-0.25ドル(予想:-0.28ドル)
・売上高:3.58~3.60億ドル(予想:3.55億ドル)
(通期見通し)
・1株損益(調整後):-0.52~-0.53ドル(従来:-0.74~-0.77ドル)(予想:0.91ドル)
・売上高:12.75~12.77億ドル(従来:12.4~12.5億ドル)(予想:12.7億ドル)
(NY時間10:12)
オクタ<OKTA> 218.95(+20.87 +10.54%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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