パウエル証言でダウ平均の下げ幅500ドル超に タカ派にややシフト=米国株速報
NY株式30日(NY時間11:01)
ダウ平均 34557.19(-578.75 -1.66%)
ナスダック 15520.35(-262.48 -1.69%)
CME日経平均先物 27660(大証終比:+190 +0.68%)
先ほどから米株式市場は下げ幅を加速しており、ダウ平均は500ドル超の下げ幅となっている。パウエルFRB議長の米上院銀行委員会での議会証言が伝わっており、それに敏感に反応しているようだ。議長は「インフレに関する一過性の表現を止める時が来た」と述べたほか、「数カ月早い資産購入ペース縮小終了を検討可能」とまで述べた。これまでよりもかなりタカ派にシフトした印象が強く、FRBの早期引き締め期待から、株式市場は売りが強まっている。
パウエルFRB議長
・インフレに関する「一過性」の表現を止める時が来た。
・インフレ高進のリスクは高まった。
・物価高は全般的にパンデミックの混乱によるもの。
・数カ月早い資産購入ペース縮小終了を検討可能。
・継続的なインフレ高進の脅威は強まった。
・インフレ高進が定着しないよう手段を講じる。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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