東京株式(寄り付き)=売り先行、NYダウ反落受けリスクオフ
28日の東京株式市場は売り先行、寄り付きの日経平均株価は前営業日比226円安の2万8871円と続落。
寄り付きから大きく売り優勢に傾き日経平均は2万9000円台を割り込んでのスタートとなっている。前日の米国株市場ではNYダウが4日ぶりに260ドルあまりの下げとなった。決算発表を嫌気されクレジットカードのビザ<V>が大幅安となったことが影響したが、カナダ中銀が量的緩和の前倒し終了を決定したことなどが警戒材料となり、金融株の下落が投資家心理悪化を助長している。東京市場もリスクオフの流れのなか下値を模索する展開を強いられている。なお、きょうは日銀の金融政策決定会合の結果が発表されるが相場は現状維持で織り込みが進んでおり、影響は限定的となりそうだ。
出所:MINKABU PRESS
執筆者 : MINKABU PRESS
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