アジア株 上海株は下げ縮小も懸念払しょくされず 中国恒大集団、ドル建て社債利払いについては明かさず
アジア株 上海株は下げ縮小も懸念払しょくされず 中国恒大集団、ドル建て社債利払いについては明かさず
東京時間14:10現在
香港ハンセン指数 24221.54(休場)
中国上海総合指数 3603.41(-10.56 -0.29%)
台湾加権指数 16960.68(-316.11 -1.83%)
韓国総合株価指数 3140.51(休場)
豪ASX200指数 7310.40(+36.57 +0.50%)
インドSENSEX30種 59113.71(+108.44 +0.18%)
アジア株は高安まちまち。
中秋節連休明けの上海株は0.29%安。1.4%下げて始まったが、中国恒大集団があす期限の人民元建て社債の利払いを実施すると発表したことを受け、同社の破綻リスクに対する過度な警戒感が後退し、株価は下げ幅を縮小している。ただ、ドル建て社債の利払いの方は今だどうするのか明かしておらず、懸念が払しょくされたとは言い難い状況。
同じく中秋節休場明けの台湾株は大幅安、約4週間ぶりに1万7000の大台を割り込んでいる。ほぼ全業種が下落している。
一方、豪州株はプラス圏で推移。中国恒大集団の報道を受け、米株株価指数やNY原油価格が時間外で上昇していることが好感されており、素材やエネルギー関連などが上昇している。
中秋節翌日で香港市場は休場、あす取引を再開する。韓国市場も中秋節で今日まで休場、あす再開する。

執筆者 : MINKABU PRESS
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