午前中に一時144円台、その後も戻り鈍い=東京為替概況
午前中に一時144円台、その後も戻り鈍い=東京為替概況
ドル円は午前中に144円97銭を付けた。昨日の市場でドル売り円買いが優勢となり、海外市場で145円40銭台を付けるなどの動きが見られた。145円60銭台で朝の取引を迎えてもドル売り円買いが継続。前日安値を割り込むとストップロス注文を巻き込んで動きが加速し、144円97銭を付けた。
来週20日から22日にかけて行われるG7財務相・中央銀行総裁会議において、日米財務相会合が行われ、為替についても話が出るのではとの思惑が、円買いを誘った。もっとも週末越しでのポジション維持に慎重なこともあり、144円台を付けた後はすぐに戻し、昼前後に145円40銭台まで上昇。とはいえ、朝の水準にも戻らないなど、上値の重さが見られ、午後は145円台前半での推移が続いている。
ユーロドルはドル安がやや優勢で1.12台を回復。朝は1.1180台でスタート。その後ドル安の流れから1.1220前後を付けた。
ユーロ円はドル円同様に午前中に円買いが進み、162円46銭を付けた。その後少し戻し、午後に162円98銭と朝付けていた163円台に迫る動きを見せた。
MINKABUPRESS 山岡

執筆者 : MINKABU PRESS
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