ドル安が一部の企業の値上げ回避を支援との見方=NY為替
きょうはNY時間に入ってドル高が強まっており、ドル円も146円台まで買い戻される場面が見られた。ただ、アナリストからは、6月初めに発表になる5月分の米雇用統計をにらんで146円付近での売り推奨も出ている中、ドル円の上値追いも簡単ではなさそうだ。
5月分の米雇用統計は弱い数字を見込んでおり、貿易不透明感が高まる中、米株式市場のさらなる上昇はより困難になると指摘。リスク選好の雰囲気も後退し、ドル円は下落が見込まれるという。138円台前半をターゲットとしている模様。
本日はドルが買われているが、市場のドル安への警戒は根強い。そのような中、ドル安は一部の米企業の値上げ回避を支援するとの指摘も出ている。多くの米企業にとってドル安は輸入物価への関税の影響がさらに深刻化することを意味する。
しかし、一部の米企業においては救いの手となる可能性があるという。海外事業を展開する企業は、バランスシート上で外国通貨建ての売上高をドル換算する際、売上高が増加し、利益拡大につながる可能性がある。この利益が関税コスト上昇を一部吸収するクッションとなり、消費者の負担を和らげる効果があると指摘している。
USD/JPY 145.85 EUR/USD 1.1157 GBP/USD 1.3283
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。