オセアニアの金融大手、ポンドが過小評価されているとの見方
オセアニアの金融大手オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)では、ポンドが過小評価されているとの見方を示したうえで、英国中央銀行(BOE)の利上げはまだ1年先と予想した。
・英国の国内総生産(GDP)は2021が6.2%、2022年は5.3%と予想している。他の国と同様にある程度の不確実性は残っているものの、英国政府は9月から新型コロナウイルスのワクチンでブースター接種を計画しており、冬が近づくにつれて、英国内の一段の経済回復がみられると想定。経済とポンドの見通しに関し、コロナの影響を強く受けていることは間違いない。
・雇用回復が強まる場合、BOEは2022年第4四半期に政策金利の正常化を開始すると考えられる。早期の金利正常化は、過小評価されたままのポンドをサポートすると考えられる。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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