オクタが決算受け軟調 前向きな反応も高い期待に応えられなかったとの反応も=米国株個別
自動化ユーザー管理などソフトウエア開発のオクタ<OKTA>が軟調。前日引け後に5-7月期決算(第2四半期)を発表しており、1株損益は赤字だったものの予想ほどではなく、売上高は予想を上回った。ガイダンスも公表しており、通期の売上高見通しは若干上方修正し予想も上回った。ただ、小幅な上方修正だったこともあり、市場は物足りなさも感じているようだ。
アナリストからは、第2四半期の結果に前向きな反応を示しているものの、ガイダンスが保守的との見方もあり、請求額の伸びが高い期待に応えられなかった可能性があるとの反応も聞かれた。
(5-7月・第2四半期)
・1株損益(調整後):-0.11ドル(予想:-0.35ドル)
・売上高:3.15億ドル(予想:2.95億ドル)
サブスク:3.03億ドル
・粗利益率(調整後):77.0%(予想:77.1%)
(8-10月・第3四半期見通し)
・1株損益(調整後):-0.24~-0.25ドル(予想:-0.34ドル)
・売上高:3.25~3.27億ドル(予想:3.22億ドル)
(通期見通し)
・1株損益(調整後):-0.74~-0.77ドル(従来:-1.13~-1.16ドル)(予想:-1.11ドル)
・売上高:12.4~12.5億ドル(従来:12.2~12.3億ドル)(予想:12.2億ドル)
(NY時間09:45)
オクタ<OKTA> 269.02(+4.26 +1.61%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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