ヴァージンが大幅高 1人45万ドルで宇宙旅行チケットの販売再開=米国株個別
宇宙旅行のヴァージン・ギャラクティック<SPCE>が大幅高。4-6月期決算(第2四半期)を発表しており、売上高は57万ドルと、まだ、ほとんど売り上げは立っていない状況。1株損益の赤字も予想以上だった。
同社は7月11日に創業者のリチャード・ブランソン氏を宇宙に送り込んだが、宇宙旅行チケットの販売再開を発表しており、1人45万ドルで高度50マイル(約80キロ)上空までの旅を提供すると発表した。45万ドルのプランに加え、複数席のパッケージや貸し切り予約も可能であると発表。以前は20万ドルから25万ドルでチケットを発売していたが、2014年にテスト飛行中のパイロットが死亡したことを受けて販売を停止していた。
同社のコルグレイザーCEOは声明で、「ユニティ22のミッション以降、消費者の関心が高まった。本日からチケットの販売を再開し、まずは宇宙旅行者のコミュニティを対象とする」と述べた。
(4-6月・第2四半期)
・1株損益:-0.39ドル(予想:-0.33ドル)
・売上高:57万ドル(予想:63万ドル)
(NY時間10:19)
ヴァージン・ギャラクティック<SPCE> 34.80(+3.27 +10.36%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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