小幅続伸、産油国会合後の買い戻しは一巡=NY原油概況
NY原油先物11月限(WTI)(終値)
1バレル=61.73(+0.04 +0.06%)
石油輸出国機構(OPEC)プラスの主要8カ国の会合を通過した後の買い戻しが一巡し、上値は限られた。主要産油国は11月の生産枠引き上げ幅を日量13万7000バレルにとどめたものの、供給過剰見通しは変わらず。米エネルギー情報局(EIA)は短期エネルギー見通し(STEO)で2025年と2026年の米原油生産見通しを上方修正したが、特に材料視されず。
時間外取引で11月限は売り買い交錯した後、通常取引開始にかけて60.72ドルまで軟化。ただ、売りは続かず、安値から切り返して引けた。引け後には62.10ドルまで強含み。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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