アジア株はまちまち 米株先上昇を好感も米中関係悪化やコロナ感染再拡大が重石 米政権が新たに中国企業5社を制裁対象に
アジア株はまちまち 米株先上昇を好感も米中関係悪化やコロナ感染再拡大が重石 米政権が新たに中国企業5社を制裁対象に
東京時間11:07現在
香港ハンセン指数 28896.65(+79.58 +0.28%)
中国上海総合指数 3555.58(-10.64 -0.30%)
台湾加権指数 17426.88(+90.17 +0.52%)
韓国総合株価指数 3287.34(+11.15 +0.34%)
豪ASX200指数 7283.80(-14.65 -0.20%)
アジア株はまちまち。米株先物の上昇が好感されている一方で、コロナ感染再拡大への警戒感や、米中対立懸念が重石となっている。
香港株は今月7日以来の高値をつけている。ハイテクや資本財関連が軒並み上昇している。スウェーデン自動車メーカーのボルボとの合弁会社設立合意を受け、きのう大幅高となった自動車メーカーの吉利汽車控股は1.1%安と利益確定の売りに押されている。
上海株は軟調。バイデン米政権が中国の太陽電池会社5社や団体を新たに制裁の対象に加えることを明らかにした。
豪州株は0.20%安。ニューサウスウェールズ州で従来よりも感染力が強いとされるデルタ株の感染が広まっていることを受け、州都シドニーでは公共交通機関や職場、屋内施設すべてでのマスク着用を義務付けるなどとした新たな制限措置が導入されるほか、ロックダウンが実施される可能性も高まっている。
NZでも首都ウェリントンで制限措置が実施される。ウェリントンに訪れたオーストラリア人が豪州に帰国後、新型コロナに感染していたことが判明したため。台湾でも制限措置が7月12日まで延長することが決定した。
執筆者 : MINKABU PRESS
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