豪金融大手、豪中銀は政策金利引き上げを2025年まで待つ必要はない
豪州の金融大手ウエストパックでは、豪州中央銀行(RBA)が政策金利(キャッシュレート)を引き上げるために2025年まで待つ必要はないと予想しているとした。
・6月のRBA議事録は、理事会メンバーがイールドカーブ目標を2024年4月の債券から2024年11月の債券に延長しないだろうというウエストパックの見解をさらに支持している。
・理事会メンバーが2025年まで、インフレと雇用の目標達成を期待していないことを意味している。
・2021年の経済データが改善されそうことを踏まえると、最初にキャッシュレート引き上げを正当化するために必要な目標を達成する前に、RBAが2025年まで待たなければならないことにはならない。
・理事会メンバーは最終的な目標を設定することなく、週に合計50億ドルの州政府債などを購入するという方針を維持するとみられる。その政策は、プログラムを完全雇用に向けた経済回復に合わせるための最大限の柔軟性を可能にするとみられる。
執筆者 : MINKABU PRESS
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