【これからの見通し】ドル相場の方向性を探る段階に、足元ではドル安に調整入る

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【これからの見通し】ドル相場の方向性を探る段階に、足元ではドル安に調整入る

 4月末から5月初頭にかけては、ドル相場の方向性がはっきりとしなくなってきている。4月相場ではドル安の流れがかなり鮮明だったが、ここにきてドル相場が反発している。ただ、日替わり、各時間帯ごとに方向性が振れており明確な流れは見いだせない状況。

 昨日のロンドン市場からNY序盤にはかけてはドル売りが優勢だった。しかし、NY市場午後には動きが一服。そして、きょうのオセアニア・アジア市場ではドルに買い戻しが入っている。具体的にドル相場を動かすような材料は見いだされず、先週末にドルが反発したあとは、次第に振幅が縮小してきている。順番からすると、このあとの海外市場では、まずはドル高方向を試す可能性があろう。

 ドル円は前日の109円台割れから109円台前半へと買い戻しが入っており、109.50付近での抵抗感が試されそうだ。ユーロドルは1.20台後半からじりじりと値を下げており、1.20台前半でサポート水準を見出せるのかどうか。ポンドドルも1.39台からは売り戻されてきており、1.38台後半で下値を探る動きになっている。

 前日の米株式市場ではダウ平均とS&P500が買われる一方で、ナスダック指数は売られた。恐怖指数(VIX)は小幅に低下したが、値幅は限定的。リスク動向には目立った変化はみられていない。きょうのオセアニア・アジア市場では株式市場が堅調に推移、NY原油先物も64ドル台半ばに高止まり。リスク警戒感は後退している。

 このあとの海外市場で発表される経済指標は、英製造業PMI・確報値(4月)、香港小売売上高指数(3月)、カナダ住宅建設許可(3月)、カナダ国際商品貿易(3月)、 米貿易収支(3月)、米耐久財受注・確報値(3月)など。

 発言イベント関連では、デイリー・サンフランシスコ連銀総裁の講演、カプラン・ダラス連銀総裁の討議参加などが予定されている。米主要企業決算は、ファイザー、コノコフィリップス、デュポン・ド・ヌムール、アンダーアーマーなど。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

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執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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