アジア株 上海株は本日高値圏 インド株は急落、過去最多の27万3千人の新規感染 感染拡大歯止めかからず
アジア株 上海株は本日高値圏 インド株は急落、過去最多の27万3千人の新規感染 感染拡大歯止めかからず
東京時間14:09現在
香港ハンセン指数 29179.30(+209.59 +0.72%)
中国上海総合指数 3471.17(+44.55 +1.30%)
台湾加権指数 17274.52(+115.71 +0.67%)
韓国総合株価指数 3205.76(+7.14 +0.22%)
豪ASX200指数 7078.60(+15.15 +0.21%)
インドSENSEX30種 47644.12(-1187.91 -2.43%)
アジア株はインドを除いて上昇、前週末の米株高を好感した買いが続いている。
台湾株は史上最高値を更新。韓国株は約3ヵ月ぶり、豪州株は約1年2カ月ぶり高値をつけている。
上海株は上げ幅を拡大。序盤は米中対立懸念からマイナス圏に沈む場面も見られたが、すぐに買い戻され、その後は本日高値圏で推移している。先週末に行われた日米首脳会談で、台湾や香港などの問題について日米首脳は、中国の行動に対し懸念を共有したとの共同声明を発表した。これに対し、中国当局は、干渉することは許されないとして、日米に不満と断固とした反対を表明した。
インド株は急落、2月1日以来の安値をつけている。感染急拡大への懸念が高まっている。インドで新たに27万3000人超の新型コロナ感染者が確認された。今月はじめに新規感染者が初めて10万人を突破。その後も感染拡大に歯止めがかからず、この10日ほどで新規感染者数は2倍以上に増えている。ほぼ全銘柄が下落。特に金融株の下げがきつい。インダスインド銀行は5.4%安、ICICI銀行は5.2%安、アクシス銀行は5.1%安、インドステイト銀行は4.6%安。
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。