ファーストエナジーが上昇 アイカーン氏が同社株取得を計画=米国株個別
電力や天然ガス開発など公益事業を手掛けるファーストエナジーが上昇。著名投資家でアクティビスト(物言う株主)のアイカーン氏が同社株の取得を計画していることが明らかとなった。ファーストエナジーがきょう当局に提出した文書で明らかにした。
アイカーン氏は2月16日に同社に書簡を送付し、1.84億ドルから9.2億ドル規模で株式を取得する意向だと通知したという。同氏が、株式やデリバティブをすでに取得済か、意図が何であるかは不明としたうえで、注目には値すると考え、透明性維持も含めて公表に至ったと説明。これ以上の具体的なコメントは差し控えた。
これに先駆け同社は10-12月期決算を発表していたが、冴えない決算となった。また、サマーハルダー氏を副会長に任命する人事も発表。暫定的立場で、エグゼクティブ・ディレクターおよび、エグゼクティブ・リーダーシップチームのメンバーを務める。同氏は、規制当局や金融界との関係を再構築し、ガバナンス改善の任務を負う。
(NY時間15:12)
ファーストエナジー 34.59(+2.64 +8.26%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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