ドル円はもみ合い、ユーロ高ドル安基調が継続=東京為替概況
ドル円は前日のNY市場でのドル売り基調が継続する形で朝はドル売り円買いが優勢となり、7時過ぎに103円70銭前後を付ける場面が見られた。すぐに値を戻すと、その後は103円台後半でのもみ合いに。104円台での買いにやや慎重姿勢が見られ、高値は11時過ぎに付けた103円91銭まで。午後は103円80銭台を中心とした狭いレンジでほぼ膠着した。月曜日が日本の祝日ということで取引参加者の動きが限定的となった面も。
ユーロドルは1.18台後半での推移。NY市場でドル全面安の流れの中で1.18台前半から1.1882まで上昇したユーロドルは、ユーロ円の売りなどに押されて午前中は調整の動きで1.1865まで。もっとも押し目はそこまでで、午後に入ってユーロ買いの動きからNY夕方の高値を超えて1.1891を付ける動きとなっている。
ユーロ円はユーロドルの上昇に支えられて昨日のNY市場午後に123円32銭を付ける動き。朝は調整売りが目立ち123円13銭を付けたが、ドル円の戻しもあって123円30銭台に戻すと、午後に入ってのユーロ買いに123円48銭まで上値を伸ばした。
EUとの自由貿易協定の協議が重石となるポンドは、ユーロ高の動きもあって午後に対ドルでしっかりとなり1.3284までとNY市場夕方に上値を抑えた1.3280手前の売りをこなした上昇。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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