アジア株 上海株は冴えない、米国が一部中国製品の輸入を禁止 本日HUAWEI規制強化
アジア株 上海株は冴えない、米国が一部中国製品の輸入を禁止 本日HUAWEI規制強化
東京時間11:24現在
香港ハンセン指数 24782.30(+142.02 +0.58%)
中国上海総合指数 3280.27(+1.18 +0.04%)
台湾加権指数 12824.25(+36.43 +0.28%)
韓国総合株価指数 2438.93(+11.02 +0.45%)
豪ASX200指数 5904.70(+5.18 +0.09%)
アジア株は軒並み上昇も上値の重い展開。前日の米株高を好感して買い優勢で始まったアジア株指数だが、香港・上海が下げて始まったことで、豪州など他市場も徐々に上げ幅を縮小した。その後、発表された中国8月の鉱工業生産・小売売上高が市場予想を上回る好結果となったことで、上海株はプラスに転じたが、買いは続かず前営業日終値付近で推移している。市場では米中対立激化を警戒しているもよう。先週末、中国外務省は中国に駐在する米外交官に対し報復措置を取ると発表。14日には、米税関国境警備局が新疆ウイグル自治区の強制労働者らが生産した商品を扱った疑いがあるとして、中国からのアパレル・コットン・コンピューター部品の一部輸入を禁止すると発表した。きょう15日は、トランプ米政権によるファーウェイに対する半導体輸出規制が適用される予定。
豪州市場ではハイテクや医療品関連が買われている。一方、原油価格が軟調なことから、エネルギー関連は下落している。15日のビクトリア州の新規感染者数は42人と過去3ヵ月で最低水準となった。新規死者数はゼロとなった。同州のアンドリュース首相は会見を開き、今週から新型コロナ規制を緩和すると発表した。集まれる人数を10人までに増やし、屋外でのカフェやレストラン、バーの営業が再開される。

執筆者 : MINKABU PRESS
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