米株価指数先物 時間外取引 上昇、ワクチン開発期待高まる ナスダックもプラスに転じる
米株価指数先物 時間外取引 上昇、ワクチン開発期待高まる ナスダックもプラスに転じる
東京時間08:14現在
ダウ平均先物9月限 28319.00(+245.00 +0.87%)
S&P500先物9月限 3439.25(+21.75 +0.64%)
NASDAQ100先物9月限 11568.75(+20.00 +0.17%)
米株価指数は時間外で上昇。ダウ先物は245ドル高、ナスダック先物もプラスに転じている。ワクチン開発期待が高まっているもよう。米中対立激化は懸念されているものの、米株式市場への影響は見られない。
トランプ米大統領は7日、新型コロナウイルスのワクチン供給について、11月1日よりも前に実現するかもしれない。10月中に準備が整う可能性があると述べた。11月3日の大統領選前にワクチンが実用化された場合、自身が接種を受けるかどうか科学者の意見を聞きたいとも語った。
一方、同日ホワイトハウスでの会見で、トランプ米大統領は「我々は製造品を米国内で生産し、メイド・イン・アメリカ税控除を導入し、中国などで雇用を創出する企業には関税を課す」と述べた。また「中国とデカップリング(分断)であろうと、大規模関税導入であろうと、中国への依存を終わらせるつもりだ」とも語った。
前日にはトランプ米政権がSMICを貿易相手として好ましくないとしてエンティティリストに追加するかを検討しているとの報道が伝わり、SMIC株は香港市場で20%超急落した。
執筆者 : MINKABU PRESS
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