アジア株は下落もパニック的な売りは見られず 米3連休前の調整売りで一時的との見方
アジア株は下落もパニック的な売りは見られず 米3連休前の調整売りで一時的との見方
東京時間14:11現在
香港ハンセン指数 24590.12(-417.48 -1.67%)
中国上海総合指数 3338.14(-46.84 -1.38%)
台湾加権指数 12637.31(-120.66 -0.95%)
韓国総合株価指数 2364.93(-30.97 -1.29%)
豪ASX200指数 5935.20(-177.41 -2.90%)
インドSENSEX30種 38534.42(-456.52 -1.17%)
アジア株は下落もパニック的な売りは見られない。米株指数は時間外でも下落しているが、特に目立った売り材料はなく高値警戒感による利益確定売りが続いていると思われる。ナスダック指数は史上初となる1万2000ポイントをつけ、ダウ平均も30000ドルの大台に接近していることから、米3連休を前に調整売りが入っただけで、下げは一時的との見方が強い。米国は月曜日がレーバーデー祝日となるため、明日から3連休入りとなる。ただ、きょう発表される米雇用統計次第では米株価指数はきょうも急落する可能性がある。
アジア株式市場ではナスダックの急落を嫌気して、ハイテクや通信サービス関連が大幅安となっている。ナスダック指数は時間外でも1%超下落している。一部では、きのうの「トランプ米政権による措置に対抗するため、中国政府は半導体産業への幅広い支援を計画している」との報道も米ハイテク株の売りにつながったとの声が聞かれる。

執筆者 : MINKABU PRESS
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