アジア株 NZ株は一段高、新型コロナ感染者ゼロでソーシャルディスタンス解除へ
アジア株 NZ株は一段高、新型コロナ感染者ゼロでソーシャルディスタンス解除へ
東京時間14:01現在
香港ハンセン指数 24793.41(+23.00 +0.09%)
中国上海総合指数 2939.13(+8.33 +0.28%)
台湾加権指数 11604.43(+125.03 +1.09%)
韓国総合株価指数 2184.03(+2.16 +0.10%)
豪ASX200指数 5998.72(休場)
NZSX浮動株50トータルリターン 11499.90(+328.24 +2.94%)
インドSENSEX30種 34802.53(+515.29 +1.50%)
アジア株は軒並み上昇、前週末の米株大幅高を好感して買い優勢で始まった。ただ、香港や上海などは高値警戒感による利益確定の売りも出ており、上値が重い。
5日に発表された米雇用統計は非農業部門雇用者数が予想外の増加、失業率も13.3%と予想外の改善となり、ポジティブサプライズとなった。また、NY市が本日から経済活動を一部再開することになっており、米景気回復期待が一段と高まっている。
上海株は0.28%高。7日に発表された中国5月の貿易黒字はドル建てベースで629億ドルと統計開始以来、最高を記録した。香港株は3カ月ぶりに25000の大台を回復、韓国株も4カ月ぶりに2200の大台を回復した。
インド市場ではアクシス銀行やインドステイト銀行など金融株が大幅高。台湾市場ではTSMCなどハイテク関連が軒並み上昇している。
NZ株は一段高、3カ月ぶり高値をつけている。NZ政府は同国での新型コロナウイルス感染者がゼロになったことを受けて、警戒水準を「レベル1」に引き下げ、きょう深夜からソーシャルディスタンスを解除すると発表した。規制解除を受けて、NZ経済が早期に回復するとの期待が高まっている。個別ではニュージーランド航空が9.1%高と大幅高、一段のコスト削減計画が好感されているもよう。

執筆者 : MINKABU PRESS
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