「『EUこそ譲歩すべきだ』と英国…」リミット迫る 通商交渉の行方 英国EU離脱特集
ポンド/円が堅調に推移しており、東京市場では1カ月ぶりに133.60円台まで上値を伸ばす場面もあった。
取り立ててポンド買い材料がある訳ではないものの、米中の対立をひとまず回避したとの安心感を背景に円売りとドル売りが活発化しており、豪ドルやユーロとともにポンドにも上昇圧力がかかっている。
欧米市場(独仏は休場)の株価が一段高となれば134円台の回復も視野に入るが、本日から英国と欧州連合(EU)の将来の貿易関係を巡る第4回目の交渉が始まるため、関連報道に注意が必要だろう。
交渉に先立ち、EU側の責任者であるバルニエ氏は昨日31日に「公平な競争条件の確保を反故にするなら合意はない」と警告。
「FTA交渉が不調に終われば新型コロナウイルスの感染拡大で打撃を受けている経済状況が一段と悪化するのは必至だ」と訴え、英国により現実的な対応を求めた。
英側は「EUこそ譲歩すべきだ」と反発しており、十分な進展がなければ決裂も辞さない構えだ(時事通信)。
本日から始まる交渉の展開によってはポンド相場が不安定化する恐れもありそうだ。
<G.comデイリーレポートより抜粋>
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