午後に円高一段と進む、ドル円は150.11付近まで下落=東京為替概況
午後に円高一段と進む、ドル円は150.11付近まで下落=東京為替概況
東京終盤は円一段高。ドル円は、日銀の追加利上げ観測などを背景に朝から円買いが優勢となり、午後に前日終値比1円以上の円高となる150.11付近まで水準を切り下げた。明日に1月の日本消費者物価指数(CPI)の発表を控え、ポジション調整とみられる動きも重石となった。また、日本10年債利回りは約15年ぶりの高水準となる1.44%台まで上昇したが、植田日銀総裁は石破首相との会談で長期金利上昇について話題に出なかったと明かし、円買いに繋がった。
クロス円も軒並み軟調。ユーロ円は156.61付近まで、ポンド円は189.12付近まで下落し、午後にこの日の安値を更新した。
ユーロドルはもみ合い。前日に1.0400ちょうど付近まで下げたあと、東京市場では1.0430前後まで戻して小動きとなった。
MINKABU PRESS
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執筆者 : MINKABU PRESS
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