円高圏から一気の反発=東京為替概況
円高圏から一気の反発=東京為替概況
ドル円は昨日のドル安円高の流れもあり、午前8時半の日本1月全国消費者物価指数の発表を前に149円29銭と年初来の安値を割り込むところまでドル売り円買いとなった。注目された日本のCPIは市場予想通り前年比+4.0%と2年ぶりに4%の大台に乗せた。生鮮を除くコアは+3.2%と、市場予想の+3.1%を超える伸びとなった。この結果を受けてドル円は安値圏もみ合いも、ほぼ想定内で下をさらに攻める動きにはならず。その後、衆院予算委員会に出席した植田日銀総裁が「長期金利が急激に上昇すれば機動的に国債買い入れを増額する」などと発言したことで、日本の長期金利が下落し、円売りが強まる形で昼過ぎに150円74銭まで上値を伸ばした。
朝の1.45%から1.39%まで下げた日本の長期金利(10年国債利回り)はその後1.42%を付けるなど持ち直し、ドル円も高値からドル売り円買いが出た。もっとも150円10銭台までの押し目に留まり、その後150円50銭前後を付けるなどしっかりとなっている。
ユーロ円は昨日の海外市場で156円32銭まで下げた後、157円台を回復して東京市場を迎えると、朝の円買いに156円84銭を付けるも、植田総裁発言で反発し、158円22銭まで上値を伸ばしている。
ユーロドルは1.0500を挟んでの推移。昨日1.05台を回復も、1.05台での新規の買いに慎重姿勢。
MINKABUPRESS 山岡
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執筆者 : MINKABU PRESS
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