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円高一服も、戻りも限定的 ドル円150円付近で推移=ロンドン為替概況

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円高一服も、戻りも限定的 ドル円150円付近で推移=ロンドン為替概況

 ロンドン市場では、円高が一服している。ただ、ドル円、クロス円いずれも反発の動きは限定的。引き続き東京市場からの円買いの流れは続いている。ドル円はロンドン朝方に150円台割れから149.95近辺まで安値を広げた。その後は150.40台まで反発も再び150円付近へと軟化している。ユーロ円も156.32近辺に安値を広げた後157円付近まで反発したが、大台回復には至らず156円台後半で推移。ポンド円は188.80付近を安値に189.70付近まで買い戻されたが、その後は189円台前半へと再び下げている。ドルストレートではドル売りが優勢。ユーロドルは1.04台前半から半ばに向けた動き。ポンドドルは1.25台後半から1.26台に乗せてきている。ユーロ対ポンドではユーロ売り先行も、その後は買い戻されている。円買いをメインとしてドル安の動きも加わっている。日銀の追加利上げ観測が広がっているほか、ウクライナ停戦をめぐる米国と欧州の温度差が不透明感を広げているようだ。ただ、欧州株、米株先物いずれも目立った売り圧力はみられていない。これまで上昇してきた分に調整が入る動きにとどまっているようだ。

 ドル円は150円付近での取引。東京市場で円買いが強まった流れを受けて上値重く推移。ロンドン朝方に150円台割れから149.95近辺まで安値を広げた。その後はいったん買い戻されたが150.50レベルには届かず。足元では再び150円付近へと軟化してきている。東京時間に植田日銀総裁と石破首相が意見交換するなかで、長期金利上昇については話題に出なかった。最近の長期金利上昇を容認しているとして、日銀利上げ観測が広がった経緯がある。

 ユーロドルは1.04台前半での取引。東京午前の1.0419近辺を安値にじり高となり、ロンドン市場では高値を1.0447近辺まで伸ばしている。ただ、足元では米債利回りの低下は一服している。ユーロ円はドル円とともに下落し、ロンドン朝方には安値を156.32近辺に広げた。その後は157円近くまで反発も、大台乗せには至らず上値を抑えられている。対ポンドでは下に往って来いと方向性に欠けている。シムカス・リトアニア中銀総裁は「2025年にさらに3回の削減の予想に賛同」「3月に利下げしない正当な理由は見当たらない」と述べている。

 ポンドドルは1.26台前半での取引。東京午前の1.2579近辺を安値に、ロンドン時間には1.2620近辺までじり高の動き。ポンド円はロンドン朝方に188.80近辺まで安値を広げたあとは189.70付近まで一時反発。しかし上値は重く189円台前半で推移している。ユーロポンドは0.8270から0.8287までのレンジでの振幅にとどまっている。ポンド関連の目立った材料は出ていない。

minkabu PRESS編集部 松木秀明 

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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