NY原油 イラクとリビアの供給不安で時間外で大きく上昇
NY原油 時間外取引
東京時間09:07現在
NY原油先物2月限(WTI)(時間外取引)
1バレル=59.25(+0.71 +1.21%)
週明けの時間外取引でNY原油が大きく上昇。背景にはイラクとリビアの供給懸念がある。
イラクでは雇用問題を受けて油田の生産が一時停止。正社員雇用を求める警備員がアーダブ油田へのアクセスを妨害したとされている。また、同国のバドラ油田も本日から閉鎖される恐れがあるとしている。
アーダブ油田は中国石油天然ガス集団(CNPC)が開発。日量約7万バレルの産出。バドラ油田はロシアのガスプロムネフチなどが権益を持ち、日量約5万バレルを算出。
リビアでは、反政府武装勢力が同国最大油田であるシャララ油田のパイプラインを封鎖。貯蔵タンクがいっぱいになった後、生産を停止するとしている。同油田は日量30万バレルを算出。この油田の生産停止後、リビアの石油生産量は日量7.2万バレルまで大きく減退する見込み。
執筆者 : MINKABU PRESS
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