広告を非表示にする
ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

ドル円は戻り売り イベントリスク控え様子見=NY為替概況

今日の為替 

 きょうのNY為替市場でドル円は戻り売りが優勢となり、108.65円付近に値を落とす場面が見られた。本日の市場は様子見気分が強まる中、ドル円も戻り売りに押されている。一時109円ちょうど付近まで上昇し、200日線を回復する場面も見られたが、NY時間に入って押し戻された格好。

 ただ、下押しする動きまでは見られていない。米中貿易協議が引き続き市場の関心の中心にあるが、ネガティブなニュースが流れておらず、市場には安心感が広がっている模様。トランプ大統領の「順調に合意に近づいている」といった発言や、「米中は第1段階の合意に盛り込む関税の巻き戻し幅で一致に近づいている」との前日の報道を引き続き材料視しているようだ。

 明日は米雇用統計を控えていることや、対中追加関税の期限を15日に控え、来週はそのイベントリスクを巡っての攻防も予想される中、上値には慎重になっているものと見られる。

 なお、ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が、「米中は農産物の購入額を巡って依然として対立」と伝え、ドル円は売りの反応を示したものの、瞬間的な動きに留まった。

 ユーロドルは買い戻しが続き、再び1.11ドル台に上昇。前日は瞬間的に1.1115ドル付近まで上昇していたが、きょうはその手前で上値を抑えられている。1.11ドル台に入ると売りオーダーも断続的に出る模様。この日発表のドイツの指標は同国の製造業の低迷を示すなど、依然としてユーロ圏経済に明るさが見えない中、ユーロ自体にポンドのような強さはない。ドルの動きがユーロドルを支配している状況に変化はないようだ。

 きょうもポンド買いの勢いが止まらず、ポンドドルは7ヵ月ぶりの高値水準に一時上昇。急速に利益確定売りが出る場面もあったものの、直ぐに戻している。来週12日の総選挙で与党・保守党が過半数を確保するとの見方が広がっていることがポンド買いをサポートしている模様。市場の関心はすでに、過半数からどれぐらい積み増せるかに移っているとの声も聞かれる。議席を大幅に積み増せるようであれば、ジョンソン首相がEUと締結した協定での離脱を英議会が承認する可能性が高まり、来年1月末に秩序ある離脱が実現する。

 ただ、直近の急速な上昇でさすがに過熱感は否めず、RSIは買われ過ぎを示す70を超えて来ており、急速な利益確定売りには要注意のようだ。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

為替ニュース/コラム

一覧を見る

注目ニュース

新着ニュース

ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

主要通貨レート

関連ETF

FXアプリ スマホランキング

ヒロセ通商 58

ドル円スプレッド 0.2銭(原則固定・例外あり)
豪ドル円スワップ 88
最小取引単位 1,000通貨
テクニカルの種類 25
チャート画面で発注
自動利食い・損切り
ヒロセ通商 のアプリ詳細

GMOクリック証券 56

ドル円スプレッド 0.2銭(原則固定・例外あり)
豪ドル円スワップ 91
最小取引単位 1,000通貨
テクニカルの種類 14
チャート画面で発注
自動利食い・損切り
GMOクリック証券 のアプリ詳細

外為どっとコム 54

ドル円スプレッド 0.2銭(原則固定・例外あり)
豪ドル円スワップ 83
最小取引単位 1,000通貨
テクニカルの種類 25
チャート画面で発注
自動利食い・損切り
外為どっとコム のアプリ詳細

▶︎ FXアプリをまとめて比較する

直近24時間の重要経済指標

ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます