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【これからの見通し】先週末からの株高・円安が続くのか注目、週明け材料乏しく

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【これからの見通し】先週末からの株高・円安が続くのか注目、週明け材料乏しく

 週明けの東京・アジア市場は、先週末からのリスク選好ムードが維持されている。先週後半にクドロー米NEC委員長が「米中通商協議で、第一弾(フェーズ1)合意の取りまとめが近い」との認識を示したことが背景。今日の日経平均は113円高と続伸して引けた。ドル円は朝方に108.67レベルまで下押しされたが、その後は108.80台へと値を戻している。ただ、108.90台には売り注文もあるようで、高値を買いあぐねる値動きとなっている。ユーロ円は早朝に売買が交錯したあとは、じり高の流れとなっており120円台半ばをうかがっている。

 この後の海外市場では、香港の失業率(10月)、米NAHB住宅市場指数(11月)、対米証券投資(9月)、あす早朝にNZ生産者物価指数(第3四半期)などが発表される。いずれも市場の注目度はそれほど高まらない指標群となっている。

 米中通商協議の関連した報道や、金融当局者の発言など対して、市場は敏感に反応しそうだ。この後のロンドン市場では、デギンドスECB副総裁、デコス・スペイン中銀総裁、レーンECB理事(チーフエコノミスト)、メスター・クリーブランド連銀総裁などの講演が予定されている。先週は第3四半期のドイツGDPが前期比プラス0.1%と発表され、2期連続のマイナス成長を免れた。テクニカル・リセッション入りは何とか回避されている。ただ、各経済機関からはドイツ成長見通しを引き下げる動きがみられたあとでもあり、レーンECB理事(チーフエコノミスト)の認識が注目されそうだ。

 米中通商協議関連では、きょう18日が米政府のファーウェイに対する制裁措置の一部猶予の期限日となっている。米商務省がさらに延長するようだと、リスク選好ムードを支える材料となるが、どうか。
 
MINKABU PRESS 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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