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【8月22日予想】さらなる下落に注意

達人の予想 

貿易摩擦問題への警戒心は未だ強い

21日の日本株市場は下落しました。日経平均株価は前日比0.28%マイナスの20618円57銭、マザーズ指数は前日比0.09%プラスの882.46ポイントとなりました。イタリア政局懸念などから米国株市場が下落した影響で、日本株も下落しました。

21日の株価変動で日経平均株価のRSI(9日)は54.3%、マザーズ指数のRSI(9日)は57.2%となり、テクニカル分析では中立(買われ過ぎでも売られ過ぎでもない)となっています。8月初旬の暴落局面からのリバウンドは終了し、直近は方向感の乏しい展開となっています。

一方で貿易摩擦問題への警戒感は未だに強く、日経平均株価はもうしばらく上値の重い展開が続くでしょう。また、東証一部の売買代金が2兆円割れの状態が続いています。直近は1兆6000億円を下回っており、上昇トレンド入りは厳しいでしょう。引き続き暴落に注意が必要です。22日の日経平均株価は大幅安(-100円安~)と予想します。

執筆者 西村剛

執筆者 : 西村剛|フェアトレード株式会社 代表取締役

フェアトレード株式会社 代表取締役。機関投資家出身で統計データを重視したシステムトレードに注力。2011年株-1グランドチャンピオン大会で+200.4%、2012年+160.1%、2013年157.0%を叩き出し三連覇達成。証券アナリスト検定会員。

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