続伸、主要産油国による追加減産期待で買い戻し続く=NY原油概況
NY原油先物9月限(WTI)(終値)
1バレル=54.50(+1.96 +3.73%)
ニューヨーク原油の期近は続伸。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が1.91~1.96ドル高。その他の限月は0.73~1.80ドル高。
石油輸出国機構(OPEC)を中心とした産油国が協調減産を強化する可能性が意識されるなかで買い戻しが続いた。国際エネルギー機関(IEA)は月報で、今年の1月から5月の石油需要は約10年ぶりの低い伸びにとどまった指摘するなど弱気な内容だったものの、あまり材料視されなかった。
時間外取引で9月限は小動きだったが、通常取引開始を控えて強含むと次第に水準を切り上げていった。通常取引後半には54.92ドルまで上げ幅を拡大。
minkabu PRESS編集部

執筆者 : MINKABU PRESS
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