東京株式(寄り付き)=売り買い交錯、米株軟調で目先上値重い展開
16日の東京株式市場は売り買い交錯、寄り付きの日経平均株価は前営業日比17円安の3万4249円と小反落。
前日はアジア株市場を引き継いで欧州株市場でもリスクオン一色に染まり、ほぼ全面高様相となった。トランプ米大統領が自動車関税について救済措置を検討していることが伝わり、市場センチメント改善につながったが、米国株市場では後半息切れしNYダウなど主要株価指数が揃って下落した。中国との貿易戦争に対する警戒感から持ち高調整の売りが優勢となったが、東京市場でも先行き不透明感から積極的に上値を買い進む動きは見込みにくい状況だ。一方、足もと外国為替市場でドル安・円高基調が一服していることは輸出セクターなどの下値を支える材料として働く可能性もある。
出所:MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS
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