反発、メキシコに対する関税先送り期待で=NY原油概況
NY原油先物7月限(WTI)(終値)
1バレル=52.59(+0.91 +1.76%)
ニューヨーク原油は反発。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が0.90~0.91ドル高。その他の限月は0.73~0.92ドル高。
米国がメキシコからの輸入品に対する関税賦課を延期することを検討していると報道されたことが景気懸念を後退させ、買い戻しを後押しした。ブルームバーグが関係筋の話として伝えている。来週10日に関税賦課が始まるなかで、メキシコ側が協議を前進させるためにより多くの時間が必要であると要求しているもよう。
時間外取引で7月限は前日終値を挟んで上下した。通常取引序盤に51.17ドルまで軟化したものの、引けにかけてプラス圏に浮上すると53.30ドルまで上げた。
minkabu PRESS編集部
執筆者 : MINKABU PRESS
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