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【これからの見通し】各国の緩和バイアスがドル押し上げ、きょうは米耐久財受注

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【これからの見通し】各国の緩和バイアスがドル押し上げ、きょうは米耐久財受注

 今週はドル高の動きが目立っている。ユーロドル1.11台前半、ポンドドル一時1.28台に突入、ドル円112円台乗せ。豪ドル/ドルは0.70の大台割れを試す動き。米国以外の主要国で金融緩和への動きが強化されそうなことが、相対的にドル相場を押し上げているようだ。豪州では物価指標の伸び鈍化が市場での早期利下げ観測を高めた。カナダ中銀は前日の会合で、利上げに関する文言を削除しており、これまでのタカ派姿勢を中立に転換させている。いずれも豪ドル売りやカナダドル売りが強まり、米ドル高につながった。

 そして、きょうは日銀決定会合で金融政策の据え置きが発表されている。その中で、強力な金融緩和の継続に関する諸措置の発表や、2020年春まではマイナス金利を維持するとのフォワードガイダンス明確化が示された。ドル円相場は前日の上昇のあとで112円台が再び重くなっており、円安方向への反応はほとんどみられていない。ただ、日銀総裁会見での質疑応答などで今後の追加緩和ついての言及があれば、海外勢は円売りに動く可能性もあり、注意しておきたい。

 ドル高の背景として、米ファンダメンタルズ面の強さはどうか。きょうは米耐久財受注・速報値(3月)と米新規失業保険申請件数(20日までの週)が発表される。あすに第1四半期GDP速報値の発表を控えており、耐久財受注の動向に普段よりも反応が大きくなる可能性がありそうだ。GDP関連項目として、航空機を除く非国防資本財(コア資本財)受注は設備投資の先行指標となることが知られている。前回はマイナスだったが、今回3月のデータはどうか。

 このあとのロンドン市場では、目立った英欧経済指標の発表は予定されていない。発言関連では、デギンドスECB副総裁の講演が予定されている。また、トルコ中銀が政策金利を発表する。事前予想は24.0%での据え置きが大勢。一部に利上げの予想がある。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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