ドル買い優勢、対カナダでの動き主導、米財務長官発表控えたポジション調整も=ロンドン為替概況
ドル買い優勢、対カナダでの動き主導、米財務長官発表控えたポジション調整も=ロンドン為替概況
ロンドン市場では、ドル買いが優勢になっている。米国とカナダとの制裁関税の応酬を受けて週明けの市場ではドル買い・カナダドル売りが強まっている。ロンドン時間に入ってからもドルカナダは1.38台半ば近くへと上値を伸ばしている。その流れを受けて総じてドル買いが波及している。ドル円は159円台前半、ユーロドルは1.16台後半、ポンドドルは1.36台前半などで本日のドル高水準を更新している。本日のNY時間午後にはベッセント米財務長官が対イランで厳しい制裁を発表する予定となっており、注目イベントを控えて先週末までのドル売りに調整が入る面も指摘される。発表を控えてNY原油先物は85ドル台割れと上値重く推移。米10年債利回りは4.71%付近に小幅低下。欧州株や米株先物・時間外取引は高安まちまちとなっている。
ドル円は159円台前半での取引。東京早朝につけた158.56付近を安値に、東京午後までは先週末NY終値158.95付近での揉み合いが続いた。ロンドン時間に入るとドル高方向への動きが広がり、高値を159.28付近まで更新した。ベッセント米財務長官の対イラン制裁発表をNY午後に控えて、先週末までのドル安に調整が入る面が指摘される。この日は米加の報復関税の応酬を受けて、ドル買い・カナダドル売りが強まっており、ドル買いが波及した面もあるようだ。
ユーロドルは1.16台後半での取引。東京午前の1.1687付近を高値に、ロンドン時間に入ると下押しされている。一時1.1660付近まで安値を広げた。ユーロ円は東京朝方の185.21付近を安値に185.60台へと買い戻された。ロンドン序盤にはさらに185.80付近まで買われ、高値を更新している。対ポンドでは目立った方向性はみられていない。
ポンドドルは1.36台前半での取引。東京早朝に1.3622付近の安値を付けたあと、東京午前には1.3656付近まで買われ、高値を更新。その後は再び売りが優勢となり、ロンドン序盤には1.3621付近とわずかに安値を広げた。ポンド円は東京早朝の216.39付近を安値に買われ、ロンドン序盤には217.16付近に高値を伸ばした。足元では216.90台と先週末NY終値付近に落ち着いている。ユーロポンドは東京早朝に0.8545-0.8574レンジで振幅したあとは、0.8560付近での揉み合いが続いている。
minkabu PRESS編集部 松木秀明
執筆者 : MINKABU PRESS
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