朝に下げる場面も続かず、午後は狭いレンジでもみ合い=東京為替概況
朝に下げる場面も続かず、午後は狭いレンジでもみ合い=東京為替概況
朝方158.56円まで急落する場面が見られた。週明けの取引が閑散とした時間帯での不安定な動きで、すぐに下げ分を戻して159.00円前後を付けるなど、一時的な動きにとどまった。午前中は米債利回りが先週末終値での水準より下げて始まったことなどを意識してドル売りが入る場面が見られ、158.70円前後を付ける動きも、こちらも続かず。午後は158.90円を中心に小動きに終始した。
市場はベッセント財務長官が本日具体的な内容を示すとみられるイランに対する「前例のない規模の金融攻勢」や、今週予定されているベッセント財務長官による財政健全化策の内容、さらに週後半に予定されているジャクソンホール会議、とくに日本時間28日23時からのウォーシュFRB議長による基調講演などに注目しており、週明けの東京市場ではやや動きにくさがあった。
ユーロドルは1.1671-1.1687ドルの16ポイントレンジ。こちらも様子見ムード。ユーロ円は朝に円買いが入った局面で185.50円前後から185.21円を付けたが、すぐに戻し、その後は185.50円を挟んでの推移。午後は185.50円前後がややしっかりとなったが、高値は185.60円台までにとどまった。
ポンドドルは午前中に1.3621ドル前後から1.3656ドルまで上昇。もっとも金曜日のレンジの枠内での推移にとどまり、午後はやや上値が重くなって1.3640ドル割れを付けた。対円では朝の円買い局面で216.39円を付けた後、対ドルでのポンド買いもあり216.99円まで反発。先週末の市場での217円台での重さもあり、すぐに調整売りが入って、午後は216.80円前後での推移。
その他で目立ったのがカナダドルの売り。週末の米国とカナダの通商交渉が決裂したことを嫌気した売りが入り、ドルカナダは先週末終値の1.3760カナダ前後から朝に1.3828カナダまでドル高カナダ安となった。その後調整売りも1.3780カナダ台までにとどまり、1.3800カナダ近くでのもみ合いを経て、ロンドン勢が入ると1.3820カナダ近くまで上昇。対円では先週末の115.50円前後から朝に115円割れを付ける動きを見せた。114.88円を付けた後、115.20円台まで反発するなど、カナダ売りが一服したものの、ロンドン勢が本格参加する時間帯に入って115.00円近くまで下げるなど、対ドル、対円でややカナダ売りが優勢となった。
MINKABUPRESS 山岡
執筆者 : MINKABU PRESS
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