ユーロ円は一段高へ 注目は既に介入後の動きに移る=NY為替
きょうの為替市場でユーロドルは1.15ドル台半ばでの上下動が続いている。一方、ユーロ円はドル円の上昇に歩調を合わせて183円台半ばまで上昇。200日線が183円台後半に来ており、目先の上値メドとして意識される。
ユーロ円は足元で見せ始めた上昇基調をさらに強める公算が大きいとの指摘が出ている。ユーロ圏と日本の相対的な金利見通しの相違が背景にあるという。日米の協調介入から僅か1週間足らずでユーロ円は再び反発。今回の介入で米国はユーロを売って円を買っていた。
実質実効為替レートで見れば円は割安な水準にあるものの、現時点では円を防衛すべき経済的な理由は見当たらないと述べている。日銀自身も認めているように、インフレは今後加速する可能性もあり、為替介入は通常、中銀が対応するための一時的な時間稼ぎに過ぎず、為替相場の方向性を根本的に変えることはないという。一方、ユーロ圏ではECBがインフレ抑制に先手を打って対応している。中東紛争による影響を受けてすでに利上げを決定し、追加利上げにも前向きだ。これが、ユーロを支えている。
EUR/USD 1.1553 EUR/JPY 183.61 EUR/GBP 0.8547
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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