ドル円は161.40円近辺=NY為替
NY時間の終盤に入ってドル円は161.40円近辺での推移となっている。本日は序盤に買いが強まり、市場では介入ポイントとして意識されている162円を試す動きも見られたものの、急速に戻り売りに押される展開が見られている。
片山財務相がベッセント財務長官とオンラインで会談を行ったと伝わったことがドル円を押し下げている。ドル高・円安について協議した可能性があるという。162円手前から一気に161.10円付近まで急速に下落。
片山財務相は「足元の為替動向についてはコメントを控える」としつつも、「必要に応じていつでも適切に対応する」と、改めて円安をけん制していた。
なお、ベッセント財務相との電話会談で片山財務相は、最先端のAIの動向についても協議した可能性があるという。片山財務相は5月にアンソロピックが開発した最新AIモデル「ミュトス」のアクセス権が日本の金融機関に付与されたと明らかにしていた。
だが、トランプ政権は今月に入り、アンソロピックの先端AIモデルについて、外国からのアクセスを禁止する異例の措置に踏み切った。片山財務相は先週の会見で、ミュトスのアクセスは約束された状態のままだとし、「米国から説明があってしかるべきだ」と述べていた。ミュトスはソフトウエアの脆弱性の検出能力が極めて高く、悪用されれば金融インフラの混乱を引き起こす可能性が指摘されている。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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