世界のタンクボトムは70億バレルか、米石油在庫は7月初めにも取り崩しが困難な状況に
各社の推計によると、世界の石油在庫は76億バレル付近まで減少している。タンク底油やパイプライン充填油、製油所の常備在庫、海上輸送中在庫などを除くと、実際に追加供給可能な在庫は70億バレルを上回る部分とみられており、70億バレルを下回るとエネルギーシステムの崩壊リスクが高まるという。米オクラホマ州クッシングの「タンクボトム」と意味合いは近い。ホルムズ海峡が解放されず、あと6億バレル(76億バレルの8%相当)取り崩されると石油ショックが始まる可能性がある。
今週の米エネルギー情報局(EIA)の週報で、戦略石油備蓄(SPR)を含む原油と石油製品在庫の合計は15億8403万2000バレルまで減少した。この8%相当は約1億2700万バレルである。22日終了週の米石油在庫の減少幅が1737万6000バレルだったことからすると、このペースで取り崩しが続くなら、7月始めにはこの8%相当を使い切る見通し。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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