アジア株下落、イランが譲歩する可能性低い「ホルムズ海峡通行料」来週導入へ
アジア株下落、イランが譲歩する可能性低い「ホルムズ海峡通行料」来週導入へ
東京時間11:26現在
香港ハンセン指数 25010.85(-325.10 -1.28%)
中国上海総合指数 3922.94(-8.90 -0.23%)
台湾加権指数 33806.89(+367.78 +1.10%)
韓国総合株価指数 5489.32(-152.89 -2.71%)
豪ASX200指数 8523.90(-10.35 -0.12%)
アジア株は台湾を除いて下落。
イランのガリバフ国会議長が米国の有力な交渉相手として浮上しているが、同氏はイスラム主義体制への忠誠心から米国に譲歩する可能性は極めて低いという。ガリバフ氏は「我々が自国を防衛する決意を試すな」と米国を牽制。イラン議会は「ホルムズ海峡通行料」を審議中で来週にも正式に導入を決定する見通し。
トランプ米大統領は「今後数週間以内」にイラン戦争終結させたいようだが、戦争終結はトランプ氏1人でできるものではない。イランが対話を拒否し続けているうえ、イスラエルが単独でイランへの攻撃を続ける可能性がある。さらに、我慢の限界に達した湾岸諸国がイランに対し独自の報復措置を検討しているため、戦争早期終結は難しいだろう。ただ、イランは対話の扉を完全に閉ざしているわけではない。
原油高止まりなら世界経済はインフレ加速と景気減速のスタグフレーションに陥る可能性がある。原油先物は91ドル台にしっかり乗せている、戦争前は60ドル台だった。豪中銀総裁補佐は原油高によるインフレ加速を警告、さらなる利上げが必要になる可能性を示唆した。
台湾市場ではハイテク関連が軒並み上昇。
電子機器受託生産大手の鴻海精密工業が2.3%高。同社は米国での売上高が今年末までに1000億ドルに達する可能性があると発表、AIとロボット技術のおかげで米国における製造拠点の拡大が実現可能になったという。
香港市場では「ラブブ」で知られるポップマートが7.5%安と大幅続落、昨年4月以来の安値をつけている。
2025年度決算の売上高が市場予想に届かなかったことが引き続き懸念されている。きのうは決算を受け20%超下げて取引を終えた。モルガンスタンレーやUBSなど大手金融機関はこぞって同社の目標株価と業績見通しを引き下げた。
執筆者 : MINKABU PRESS
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